斧寺写真館-PENTAXユーザーの覚書-

宮城県住まいの30代男性。一眼レフでの試行錯誤を残すために始めました。

一眼レフ体験会の覚書③~K-1Ⅱまとめと裏話?~

27日(土)は姪っ子の運動会。

伯父さん業で写真をパシャパシャ。

去年はK-50にキットズームでしたが、今年はKPに55-300mmPLM。

写真再開からの鍛錬の日々が、光の向き含めた場所取りや、設定、シャッターチャンスを逃さない感覚など、明らかに写真のクオリティにつながっていて成長を感じた日でした。

 

さてさて、今回は一眼レフ体験会のまとめといきます。

文章としてまとめるのに時間がかかっていますが、長く置いてても色々と忘れそうなのでここで一区切りです。

 

良い点や気になった点をまとめて、次なるボディへ求めるものを改めて考えてみたり、社員さんと話したことなどをオマケで載せたりします。

 

【良い】

・フレキシブルチルトモニターが良く動く

・ライブビュー撮影でのピント合わせがやりやすい

・縦位置で露出とかの数値も縦になる

この3点により、撮影が捗りそうだなという感覚はありました。

 

・暗部の色の出はよさげ

KPとの写真を比較すると、暗い部分の色の出が違うなと感じました。

モノクロ専用センサーでなくても、これならモノトーンの質も一段上がりそうな感覚がありました。

KP     K-1

KP     K-1

 

・グリップ感よし

私は手が大きいので、正直KPは少し小さいんです。

小指がいつも余ってしまいます。

KPに比べれば重いですが、気になるレベルではありませんでした。

シャッターが傾いているのも、K-50で慣れ親しんだ感覚でやりやすかったです。

KPを買った当初は、かなりの違和感があったものです。

 

KPとK-1Ⅱ、15-30mmにsmc50mmF1.8付け替え比較

 

・クロップ:DAレンズが結構使えそう

クロップなしでも意外といける。

クロップしても1600万画素と十分なレベル。

あと、正方形クロップも面白そう。

 

正方形フォーマットについては、後日考えたことです。

そのときは興味もなかったので試しすらしませんでした。

ですが、先日紹介した「感度分の16」の渡部さとるさんの動画の中で、正方形フォーマットについて語られていました。

 

youtu.be

 

これは試してみたいなと素直に感じました。

 

・ファインダー内表示

 斜め線を入れたり、クロップしたときの枠が出たりとバリエーションが豊富だなと感じました。

 

・上部のレイアウトがよい

上面の液晶で露出が分かるのはとてもいいですね。

フラッグシップ機感も出ています。

KPではファンクションダイヤルにISOを割り当てているので、F値シャッタースピードISO感度のすべてをダイヤルで操作できているのはとてもいいです。

K-1Ⅱも同様にできるので、マニュアル撮影を頑張っていこうかなと思っている自分としてはとてもいいポイント。

ファンクションダイヤルは評判悪いなんて話も聞きますけど、個人的にはとても好きです。

 

あとは試してないですが、スペック的にいいなと思っているものがいくつかあります。

GPS内臓

・手持ちリアレゾ

・カスタムイメージ「里び」がカメラ内で使える

 

【悪い】

・ライブビュー切替ボタンが削除ボタンの横

 KPのライブビュー切替は動画モードとの切替レバーの中にあります。

 KPで画面左上のボタンは削除なので、K-1Ⅱでは誤操作が多かったです。ミス写真を消そうと思ったらライブビューに切り替えは結構な頻度でやってしまいました。

 K-50は切り替えボタンと削除ボタンが共通で、写真見てるときは削除のみでした。

 

・ファインダー内表示(AFポイントの色)

 AFポイントが黒くて見にくかったです。

 赤いと良かったなと感じました。

 後述する気になるポイントは慣れそうなのですが、フォーカスポイントの色だけは何とかしてほしかった感じです。

 

【気になるところ】

悪いとまでは言えないですが、購入をためらう要素になっているものなど。

 

・中身は古い

 正直、KPが結構いいこともあって、KPの進化版みたいな感覚でした。

 発売時期はKPのちょい後で、結構時間が経っていますし、その点は「わざわざ買う必要あるかな」と思ってしまいます。

 後継機が出たら本気で購入を考えるかなという感じですね。

 

・ファインダー内表示

 KPでは水平を示すファインダー下のバーが、露出補正になってました。

 よく見る場所なだけに、違う位置にあったのが結構な違和感。

 ただ、フルサイズの大きなファインダーを生かして、縦位置も横位置もバーがあったのはとてもいいと思いました。

 慣れれば問題ない部分も大きくあるでしょうし、総じて、ファインダーにはいい点も悪い点も色々かなと。

 

・内臓フラッシュなし

 

【裏話?】

撮影後、社員さんに色々と聞いてみました。

会社として、こう聞かれたらこう答えるみたいなマニュアルもあると思いますし、こうやってSNSで発信されることも織り込み済みでの発言なのでしょうから、どこまでが参考になるかは分かりませんが、一応載せます。

 

K-1Ⅲは?

センサーがとにかく手に入らないとのことでした。

ネット上では、Cannon、NikonSONYの三社の独占状態みたいな話も聞きます。

FUJIFILMが特に大変らしく、人気のX-T5も販売から供給が不安定なのを見ると本当なのかなと思ってしまいます。

高騰している現状のまま行くと、販売価格は倍になってしまうらしいです。

FILMプロジェクトが成功すれば・・・なんて言ってましたが、はてさて?

FA50mmが2種類アナウンスされましたが、フィルム機を見据えてなのか、新たなフルサイズ機を意識してなのか・・・。

個人的には後者であってほしいです。

 

・K-3ⅢMonochromeはいつまで?

モノクロセンサーが手に入る限りは販売を続ける、とのことでした。

販売継続なのか、実質の限定販売なのか、どちらとも取れますね。

そのセンサーに限りがあるのでは?という情報も見ましたし、手に入るうちに入手した方がいいのかな~という印象は変わらず。

とても興味がありますが、週末カメラマンとしては、購入するほどかな~とも思ってしまいますし、とても悩ましいです。

 

K-1Ⅱ後継機について思うこと】

個人的にはそこまで高画素化は求めていないので、センサーはそのままで、AFとか画像処理とかをK-3Ⅲから下ろして、GPSも最近新しくなったし新型のにして・・・って感じのマイナーチェンジ版が出たら個人的にはどんぴしゃなんですよね。

K-1ⅡSとかどうでしょうね?

もちろん、ごりごりスペックのK-1Ⅲも夢があっていいですが・・・。

続報を期待して待ちたいと思います。