写真趣味を再開して、一年とちょっと。
ブログを開設してそこそこに投稿を続けるなど、気付けばがっつりとハマっていた一年でした。
色々なところへ行き、レンズを買い、あーでもないこーでもないと頭を悩ませつつ、その時々の気持ちを素直にまとめてきたつもりです。
見返すと「この時はこういうことを考えていたのか」とか、「今ならこうするかな」とか、思う所が多々あります。
さて、今回は一年の締めくくりという言ことで、ひと月に1枚の写真を載せて振り返ろていきます。
今までブログに載せてたものはなるべく避けたいとは思いますが、考えすぎずに気楽に行きます。
季節の写真というよりは、そのときハマってたものやテーマのまとめみたいな感じになりそうです。
目次は四半期ごとに区切ります。
1~3月
1月:KPと共に
12月にKPを購入し、とにかく撮りに行くのが楽しかった時期だと記憶しています。
あちらこちらに出向き、色々と撮り歩いていました。
KPのよさも感じながらも、55-300mm PLMのスムーズなAFに感動。
セットの18-135mmと共に、2本のレンズで大奮闘してくれていました。
ハクチョウの飛来もあり、鳥が多めだったように思います。
2月:マニュアルで頑張る
今年一年でも、この伊豆沼での撮影は特に印象的な日となりました。
色々と勉強し、マニュアル撮影について学び、初実践だったのがこの日だったと記憶しています。
色々と考えながら撮りつつ、RAWデータから納得のいくところまで写真を作り上げたのもこれが初でした。
今後の写真人生を振り返った時、必ず話題に挙げるだろうなと思うほどのよい時間を過ごすことができました。
3月:マクロレンズ到来、雨を撮る
RAW現像を覚えた時は、これさえできればどんな写真もいい感じに仕上げることができるのでは?と調子に乗っていました。
しかしながら、それにも限度がありました。
早々に壁にぶち当たり、時間がかかりすぎて後からの作業が面倒だなと感じる部分が増えてきていた時期でした。
今思うと、マニュアル撮影始めたてで、露出の失敗が多かったのも作業量が多くなってしまった原因かもしれません。
そういったことと重なり、雪もなくなったこの時期は行き詰まりを感じていました。
色味もなく、雪があったころは映えた景色も枯れた感じがして、何を撮ってもつまらないような感じがしていました。
そんな中、小さな花がぽつぽつと咲き始めたのを見て、マクロレンズが欲しいなと思うようになったのです。
そこで手に入れたのがsmc 100mm マクロです。
撮影するときに見るようになったもの、考えるようになったことが変わっているのを感じ、とても不思議な感覚でした。
これぞ、見える世界が変わるということなのでしょう。
質感を出すということで、雨を撮ってこってり仕上げることも多かったです。
4~6月
4月:モノクロームの世界
K-3Ⅲ Monochromeの発表に合わせて、モノクロ写真について興味が深まりました。
マクロレンズを買う前に行き詰まりを感じていた頃、色々調べている中でモノクロ写真を撮ることが写真技術の向上にもつながるという動画を見ていたのです。
これ以降、モノクロ写真が量産されることになります。
5月:光を捉える
登山に行ったとき、暗い中へ差し込む光に何とも言えない美しさを感じました。
「写真は光の芸術である」という言葉の意味について、深く考えるきっかけとなりました。
これ以降、好きな光とは?という自問自答に悩まされることとなりました。
嬉しい悲鳴というやつです。
6月:いざ、光探しの旅へ
光とは何ぞや?
ということで大いに悩んで行き着いたのが、感度分の16という考え。
晴天時はISOとSSを同じにして、F値を16にすると青空の色がよく出るという露出の考え方です。
これに固定して、とにかく光が当たっている所を撮りまくってました。
カメラが導き出す適正露出と、光が当たっている所の色や質感がよく出る露出は違うのだなと考えるようになり、明暗差についてはさほど気にならなくなってきました。
7~9月
7月:第二次行き詰まり
ブログ100日連続投稿なる謎チャレンジを自ら行い、その反動でか、やる気があまりなかった7月。
マクロで撮ったり、モノクロで撮ったり、色々してはみたものの、しっくりきませんでした。
色味も、年初めはリバーサルフィルムなどでこってりと、そこからモノクロ、春からは雅で鮮やかにと来ていましたが、ナチュラルの自然な色に落ち着いていた時期でもあります。
気軽にお散歩へ出かけられるようにと、PEAK DESIGNのスリング6Lやリストストラップを購入するなど、カメラ回りのグッズを強化してました。
8月:猛暑とリミズーム、12-24mmF4の購入
暑さのため、せっかくの夏休み期間中も満足に外出できずにいました。
時間はあるけど、暑さで外出意欲が失せるという感じ。
今年は本当に暑かったですね。
7月から続いて自分の中でしっくりくる感じがない時期が続き、夏のボーナスと家で悶々としている時間が増えたことと相まって、月の終わりにはレンズの整理をしてましたね。
重さのためにあまり使わなくなったsmc ★ 16-50mmF2.8を売却し、リミズームとsmc 12-24mm F4を購入していました。
この2本の購入は結構大きな出来事でした。
9月:やる気みなぎり始め、超望遠の世界も求む
広角レンズにより広い世界を知り、リミズームにより写真の基本についてじっくり考える・・・気温も下がってきて、そんな感じで充実していた時期でした。
フィルム調のレタッチなんかも調べて真似して、色についても考えるきっかけは多くあり、本当にいい感じの月でした。
7・8月で溜まったエネルギーが爆発した感じでしょうか。
8月に鳥撮影にハマったので、超望遠の世界っていいなと色々調べ始めていました。
結果、丁度いい感じのセール等々が重なったので購入してしまったのですが・・・。
BORGをAF化するコンバーターがディスコンになるって話だったし、仕方ない・・・シカタナイノダ・・・。
10~12月
10月:鳥撮影多々
BORGのピントがあった時の解像感はすごいですね。
これでもかなり微妙な方の部類。
幼鳥かな?と思って、そういうのは時期をずらしてアップするのが流儀だとのことで寝かしつけてたら、アップするタイミングを逃してしまったというね。
換算600mmですが、それでも遠いなと思う時は多いので、ヤフオクで71FLのいい感じのが出品されるのを虎視眈々と狙っています。
換算で1000mm超、これがそろえば、大体の焦点距離はカバーできるかなって感じです。
11月:K-3Ⅲ体験会の衝撃
塩竃神社へ行ったら、四季桜なる年中咲いてるらしい桜がありました。
紅葉と桜という組み合わせが非常に面白いと思ってパシャパシャしていました。
海外からの観光客含めてたくさん人がいたので、譲り合いながらの撮影となりました。
11月はK-3Ⅲの体験会に行きました。
行ったときは本当に軽い気持ちでした。
前の体験会はK-1Ⅱだったし、今度はK-3Ⅲでいいかって…。
もう数年はKPを使うつもり満々でしたから。
画質的な部分で言うと、KP自体がなかなかな性能なので同条件で撮影できれば圧倒的な違いというのは感じなかったのが正直なところです。
ただ、撮影体験については別物でしたね。
ファインダーを覗く、シャッターを切る、この基本動作に対するこだわりがものすごいなと。
スバルの車が「進む、曲がる、止まる」の基本をとても大切にしているというのと同じものを感じました。
はい、スバルユーザーです…。
12月:K-3Ⅲに酔いしれる
KPでも港とか星とか色々撮ってましたけど、K-3Ⅲ体験会で購入することを決めてからはいつ買うか?ということばかり考えてしまっていました。
遅かれ早かれ買うのであれば、早めに買ってK-3Ⅲで撮影する日々を少しでも多くした方が良いのではないかという考えに至りました。
ボーナスでたら即ポーンでしたわ。
丁度そのタイミングで5年保証がお求め安くなっていたのもあり、これはいくしかないと。
KPと比較して明らかに上がっているのは、連写、ジョイスティックによるAF操作性の向上、ソフト的な処理の軽快さです。
SDカードも新調しましたので、書き込み速度もなかなかに素晴らしいです。
とにかく、撮影が楽しくて仕方がない。
その辺は別でがっつりとまとめますので、この辺にしておきます。
K-3Ⅲで撮影する日々を堪能しながら、それでも頭をよぎるのはフルサイズ。
K-1系とLimited三姉妹にも興味が出てしまっていて、無尽蔵の物欲に我ながら驚きを隠せません…。
K-3Ⅲはズームレンズで軽快に、フルサイズはズームを捨ててK-1ⅡかⅢとLimited三姉妹でどっしりと、将来的にはそんな感じで行くことになるのかなという感じがしています。
HD版のFAリミの中古相場を見つつ、年一本ずつくらいのペースで購入していこうかなという感じですね。
そして、K-1Ⅲの登場を待って、ⅡでいくかⅢでいくかを熟考していきましょう。
終わりに
ブログを始めたのが今年の1月2日になっていました。
年末年始で時間を持て余していた中、なんとなく自分用として始めた当ブログですが、幸いなことに購読者もいらっしゃいまして、コメントなど下さり大変に感謝しております。
本来、飽き性な自分ですが、写真という趣味をここまで続けてこれた要因の一つは、間違いなくこのブログです。
今年一年の感謝と共に、来年もマイペースで続けていきますので、また一年、どうぞよろしくお願いいたします。