先日、K-3 Mark III Monochromeの発売がアナウンスされました。
2021年のアンケートでK-3 Mark IIIの追加モデルを調査した際に、既に限定発売された真っ黒な「Jet Black」の1位と僅差で2位だったのがモノクロ専用機です。
予想を大幅に上回る注文が入ったようで、いきなりの注文受付停止。
直販限定モデルですが、想定を大幅に上回るご予約をいただいており、製品供給の見通しが立つまで、新規のご注文受付を一時停止させていただきます。お待ちいただいているお客様には大変ご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。受付再開に関しましては、確定次第、お知らせいたします。 https://t.co/XD9eQaUlUb
— ペンタックス (PENTAX by RICOH IMAGING) (@ricohimaging_jp) 2023年4月13日
品薄商法的なものではないでしょうね。
応援している身で言うのもなんですが、企業体力的な問題で、売れるか分からないものを最初から大量生産できなかったのかなと予想してます。
他社とは全く違った土俵で戦うぞ!という姿勢が見えていたPENTAXですが、モノクロ専用機はとがりすぎですしね。
ここまでの需要があるというのは、本当に予想外だったのだろうと思っています。
ここで一旦、過去写真をモノクロ化したものを…
最初はおしゃれで「それっぽくなる」と思っていた程度でした。
ですが、ちょっとずつ理解が深まってくると、色がなくなる分、質感や空気感がよく伝わるなと思い始めています。
モノクロ写真そのものについて考えていることは、後日別記事でまとめます。
さて、モノクロ写真専用機としては、ライカがいくつか出しているようです。
・M11モノクローム
メーカー希望価格131万6700円
今年の4月22日発売とのことで、丁度一週間後ですね。
PENTAXもこれにぶつけてきたところがあるなら、なかなかやります。
価格差で100万円・・・感覚がバグります。
・M10モノクローム
メーカー希望価格118万8000円
中古価格でも80~95万円位と、ほぼ値下がりしてませんね。
・Q2モノクローム
マップカメラさんの新品価格80万4650円
金額が高すぎて意味が分かりませんね。
それでもシリーズ化しているのですから、一定の需要はあるのでしょう。
モノクロ専用機に興味があった人からすると、K-3 Mark III Monochromeの30万円は破格でしょうし、お試しで始められるレベルの値段なんでしょうかね。
過去には、645シリーズでデジタル中判カメラ参入時、海外他社の高価な価格帯に切り込んだことがあったようですし、似たような構図なのかもしれませんね。
また写真を挟みます
仙台駅でスナップした時の写真です。
モノクロが訴えかける力強さみたいなのを感じますね。
PENTAXを応援していながら、ここ最近は中古でしかものを変えていない立場としては、こういった明るいニュースは大歓迎です。
今後、PENTAXユーザー以外も話題に挙げる人が増えそうな気がします。
ひと盛り上がりしていく中で、レフ機の魅力が再認識される・・・なんてことになったらとても嬉しいですね。
そして、これから色々試していきたい中にモノクロ写真も入っているので、状況によっては、KPの後に買う機体がK-3 Mark III Monochromeになる、ということも考えられます。
これからの色々な情報、要チェックです。
週末スナップは早速モノクロでやってみるか?とわくわくしております。