本日は全国的に雨の予報、宮城県内も午後から降り始めました。
しかし!
そんな雨の中でも気にせず写真を撮ることができるのがPENTAX!
各社、防塵防滴のカメラはありますので、PENTAXの専売特許ではありませんけが、エントリー機からそれを謳っているメーカーはそう多くはありません。
それだけに、安心感はあるかなと思っています。
今日のスナップで濡れた後のKP
もちろん、撮影中の小まめなふき取り、撮影後のふき取り、帰宅後の入念なふき取りと乾燥は必須です。
昨日、K-3 Mark III Monochromeについて話しましたが、モノクロ写真のスナップがはかどりそうな条件がそろいました。
元々、モノクロ写真に興味はあったので、もう少し色々撮ってマンネリを感じ始めたら始めようと思っていました。
ですが、K-3 Mark III Monochromeの登場でモノクロ意欲マシマシだったので、前倒しでモノクロスナップと洒落こみました。
元々は、あちこちで気軽にパシャパシャとスナップする予定でしたし問題なしです。
数か所を巡って合計400枚位撮影していたようなので、テーマに分けていきます。
天気は基本雨でしたが、今回は特に雨っぽさを感じると思った写真を抜粋します。
【雨の前後に】
雨が降る前にぱしゃり。
「銀残し」のようにキーを下げてコントラストを上げているわけではありませんが、質感がとても出ています。
雨が降った後で車に戻る前にもう一度ぱしゃり。
濡れ感が伝わりますね。
並べると結構な差です。
雨の降り始め、濡れ始めた手すりの感じを出したくてぱしゃり。
本当に降った直後でしか撮れない写真で、「タイミングが命」とも言われる、これぞ正にスナップ!って感覚になりました。
もっとアップで撮って分かりやすくしてもよかったかな?
濡れた所と、木陰でまだ乾いている所の違いを出そうと思ってぱしゃり。
これはモノクロだと伝わりにくいやつでした。
以前の雨の日スナップで相性がいいと感じた「リバーサルフィルム」と「銀残し」はその感じが出てます。
リバーサルフィルムは緑がどぎつい。
遠目だと質感の変化は分かりにくいですし、濡れてコンクリの「色が変わっている」というのは、モノクロでの表現に向いていないのでしょうか。
【水滴】
車に戻って、水滴がどのように写るかと、お試しでぱしゃり。
「リバーサルフィルム」や「銀残し」じゃないのに質感出てる!と感動。
更に寄る。
「リバーサルフィルム」や「銀残し」のような強調されたわざとらしさがなくて、いい感じ。
くっきりして、これはこれで好きなのですけど、モノクロとはまた違った質感の出し方って感じがします。
「リバーサルフィルム」と「銀残し」は、ドアバイザー下が特に強調されている印象を受けます。
モノクロはコントラストを上げてない分、ドアバイザー外側の水滴が黒くつぶれることなく、とても自然な感じで全体的な水滴感が出ていると思います。
更に寄って、水滴に写った木をぱしゃり。
マクロ撮影でよく見るやつ。
言われないと分からないかも?
これも、色があった方が伝わるやつかな~という印象。
ぱっと見では分からない可能性ありますね。
水滴のついた草。
全体的なコントラストが上がっているからか、水滴も草も硬い印象。
並べると、画面から伝わる感じが結構違う。
松の葉、一本一本に水滴が!
水滴のバーゲンセールや!
「リバーサルフィルム」と「銀残し」はしっくりこなかったので、彩度を-4にした「里び」
松の葉自体が硬めの印象だからか、コントラストを上げて質感を出す「里び」でもあまり見た感じは変わらないような気がします。
むしろ、それによって水滴強調の恩恵のみ受けているためか、水滴感が強いのは「里び」っぽい?
色があることで印象にどのような変化があるかを比べながらやっているので、結構時間がかかっています。
色と質感の関係について理解が深まりそうで、とてもわくわくしながら作業していますが、曇り空シリーズ同様、なかなかハイカロリーです。
その時みたく、途中で寄り道したり、細かく刻んだりしていくかもしれません。
撮影も面白く、映えとか気にせず、撮りたいと思ったものは片っ端からばしばし撮っていったので爽快感がありました。
やっぱり、桜を撮りに行ったときは身構え過ぎていたのかもしれません。
純粋に撮影を楽しめていなかったんだなと改めて思いました。
今日は朝方に晴れるので、晴れ間の撮影もしたいんですよね。
モノクロで撮るか、迷っちゃいます。
リバーサルフィルムや銀残し、里びなど同様に「このときはモノクロ!」っていう自分のイメージができるまでは試行錯誤ですね。