斧寺写真館-PENTAXユーザーの覚書-

宮城県住まいの30代男性。一眼レフでの試行錯誤を残すために始めました。

超望遠についての覚書③【他社システム編】

超望遠、調べれば調べる程奥が深いです。

どうしても高額になりがちな部門なだけに、各社本気でレンズを作っているのが分かります。

 

KP、55-300mm PLM、300mm、f/8、SS-1/3200、ISO-2000

ササゴイの捕食をとることができて、調子に乗って次の日も。

という日に、突然現れた猛禽類

 

KP、55-300mm PLM、300mm、f/8、SS-1/3200、ISO-2000

調べてみると、ミサゴという鳥らしい。

魚を捕食するタイプの猛禽類なんだとか。

来たのは一度きりでほんの一瞬、我ながらよく撮れたなと。

 

KP、55-300mm PLM、300mm、f/8、SS-1/3200、ISO-2000

最近の写真を見返すと、ホワイトバランスへの意識が不足していたなと感じます。

大分アンバーに寄っていました。

 

さて、今回も超望遠についての続きをば。

前回はPENTAXのまま望遠レンズで焦点距離を伸ばすにはということで考えてたことを書きました。

今回は他社のカメラとレンズではどうかということで、候補に挙がったものをまとめていきます。

 

Nikon  Z6ⅡかZ7Ⅱと「Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

shop.nikon-image.com

shop.nikon-image.com

PENTAXの次を考えるなら、フルサイズへ移行してNikonかなという感じです。

ディスコンが続き、レンズロードマップも掲載終了、それに載っていた新レンズについてのアナウンスはなし、などなど、若干の不安があるというのが正直なところ。

他社からどんどんと新製品が発表されるのを見ると、そういうのがうらやましいなと思うのもあります。

今後のPENTAXの動向を注視しつつ、Nikonの情報も追っていきたいということで、Nikon系のYouTuberさんもよく見るようになりました。

 

色々ある中でなんでNikonかという話をすると長くなりそうなので、そこは割愛。

Z6Ⅱ・Z7Ⅱも後継機が噂されていますから、それが出たタイミングで買うのはどうかなとか考えてました。

先日出たばかりの「Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR」は、高額な超望遠しかなかったNikonにようやく現れた標準超望遠とでもいいましょうか。

性能に対して、20万ちょいというのはかなりお安いらしい。

ボディは中古価格がZ6Ⅱで20万程、Z7Ⅱで27万程。

冷静に考えると高いですよね…。

お財布的には、ここら辺がもっと旧世代になったあたりで本格的に考える感じでしょうか。

 

Z50ⅡとかZ80みたいな、APS-C機のフラッグシップとか出ると更に状況は変わりそうですが、Nikonはそんな感じです。

フルサイズにするなら最有力ということで、ここで1000文字超えてて恐ろしい。

 

Nikon D500と「AF-S NIKKOR 200-500mm F5.6E ED VR

続いてもNikonで、ミラーレスではなくレフ機です。

APS-CフラッグシップのD500、AF関連がかなりいいらしく、連写速度もかなりのもの。

野鳥撮影と言ったらな組み合わせの代表だったそうです。

ミラーレスへの移行に伴い、D500生産終了ということで値段が跳ね上がったそうな。

どちらも12万円程なので、2つ揃えてもZシステムの半額程度と値段的には現実的。

 

Canon EOS 7D Mark IIと「SIGMA Contemporary 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM」

こちらも一眼レフの連写特化機と望遠レンズ。

EOS 7D Mark IIは7万くらい、SIGMA 150-600mmは11万くらいで合計額が20万を切るというセット。

D500もそうですが、ここにきてまたレフ機で他社というのはなというのがあります。

 

Canon EOS R50と「RF600mm F11 IS STM」

Canonのミラーレスからもエントリー。

R50は入門機的な顔してますが、AF性能がかなりいいとのこと。

600mmF11のレンズは、解放F値を犠牲に軽さと安さを両立した一品ながら、単焦点らしい描写力があるっぽい。

R50は新品でも10万円切るところもあり、600mmF11は新品で10万円程、中古だと7万円台ということで、現行機で保証もしっかりしている中でこの値段と性能は破格。

野鳥撮影を始めるためにカメラを買う人に相談されたとしたら、このセットをお勧めするだろうなというレベル。

 

⑨OM SYSTEM OM-1と「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」か「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.」

マイクロフォーサーズからOM SYSTEMのエントリー。

軽くてコンパクト、換算焦点距離は×2と計算が楽。

防塵防滴を謳う、PENTAXと似た空気を感じるOM SYSTEMさん。

超望遠レンズはどうしても大型になりがちなところがありますが、センサーサイズ的にこれをクリアしたのがマイクロフォーサーズ

野鳥撮影にも!ってことでプロモーションにも力を入れている模様。

 

写真撮影において軽さは正義です。

他社600mmクラスのレンズは2kgが当たり前のところ、OMのZUIKO 100-400mmは1.1kg程、ライカのは1kg程とかなり軽い。

換算焦点距離でも200-800mmと必要十分です。

イカも調べたのは、単純にブランド名に引っ張られて。

 

OM-1が中古でも20万程、レンズはどちらとも13万程。

うむ、高い。

 

ということで、他社ボディとレンズにしたらどうなるかな?という候補たちでした。

最近ずっと望遠レンズについて調べていたので、いざまとめると熱が入って3000文字に・・・。

それだけ、どのメーカーさんも頑張っているんだなと感じます。

商品ページ見ると欲しくなっちゃいますもん。

 

次回は超望遠最終回、ダークホースのBORGについてです。