カスタムイメージで色遊び【ハードモノクローム】
Kodak Portra風のレタッチをしてみて、マクロレンズを買ったばかりの時もキー上げ、彩度とコントラスト下げのふんわり系レタッチしてたなと思い出しました。
元々、逆をしてキリっと系の写真が好きかなというのもあり、モノクロ遊びをした後はキリっと系に落ち着いていました。
「ほのか」は単体でもいいなと思うことがあり、記事にもしましたね。
axetemple-photostudio.hatenablog.com
なんだこのタイトルは・・・。
あと、「ほのか」をいじって里び風にしたこともありました。
axetemple-photostudio.hatenablog.com
調色があることも特徴になっているからか、自由度が高いような気がしています。
そうなると、この「ほのか」で色々と試行錯誤してみるのは、理想の色味を求める上で結構重要になってくるのかも知れません。
キリっと系が好きだったことと関連して、「ほのか」はぼやっとしててあまり好きではなかったんですけどね。
面白いものです。
さて、今回はハードモノクロームのレタッチについてです。
【ハードモノクローム】
モノクロ写真で時折感じる物足りなさを補ってくれるかな、というので興味が出たハードモノクローム。
フィルター効果にもありますが、これはシャッター切った後一旦画像処理が入ります。
これを使う時は連写とか使わないと思うので、その点は大きな問題にならないと思います。
ですが、フィルター効果はパソコンの処理で後からあれこれできないのが難点です。
ということで、カスタムイメージの中でそれっぽくできたらいいのでは?と思ってやってみました。
カスタムイメージは「モノトーン」
キーは-4、コントラストは+4にしただけです。
ちなみに、初期設定のモノトーンだとこんな感じ。
「色味がなくなったことで物の質感により意識が行く」というのがモノクロの醍醐味、色を付けたらただの葉です。
これはこれでいいのですが、すっきりし過ぎている感じもします。
より葉が際立っている感じがします。
見せたいものがはっきりしているときにはよさそうです。
逆に、風景とかをモノクロで広く撮るときはどうなのか・・・今後の検証が必要です。
コントラストを強めているので、目立たせたいものが明確にないとただ全体的に暗くなってしまいます。
枯れた葉のパリパリとした質感が強調されているように感じます。
smc100mmマクロの解像力とボケ感があるからより際立っているのかなと感じました。
ヘタをすると「ただ暗くなっただけ」になりかねません。
ここでタングステンフィルム風に移るところでしたが、思いのほか好感触でそちらを先に上げることにしました。
文量にも余裕が出たので、ついでに風景も検証します。
やはり風景だと厳しいか?
やり過ぎ感がある。
うむ、よい。
元々の写真、水墨画感あって好きなんですよね。
ここら辺が限度かな~。
十分ハード系なモノクロ写真です。
もひとついきます。
さっきのよりは悪くないかも。
雲という主役が分かりやすいからかな?
風景は普通に手を加えない感じの方が好みです。
目に優しく、じっと見てられる感じとでも言いましょうか。
ハードにするなら、やはりこの辺りで手打ちでしょうか。
広く撮るときはモノトーンそのままでよさそうです。
あっても、キーやコントラストは±1くらいで十分。
元々、モノクロを撮っていて「物足りないな」と思ったとき用という感じだったので、ハードモノクロームは時々使う感じになりそうです。
キー-4とコントラスト+4は、銀残しのデフォルトです。
なんとなく、黒バックに夢中になった時のことを思い出しました。
モノクロで黒バックを使うとどうなるのでしょうかね・・・。
試してみたいことが増えました。