エイプリルフールなので、タイトル詐欺みたいな見出しにしてみました。
ですが、内容的にはそこそこ有益なのではないかなと思います。
PENTAXのカスタムイメージ「里び」が使用できない、割と旧式ボディを使用していて、なおかつ「里び」を使いたいという、かなり限られた方々にとっては…。
もちろん無料です。
前置きが長くなる前に、結論と写真比較
〇「ほのか」でコントラスト+2、それ以外は0
撮影は2月中頃。
最近、呪術廻戦で時々出てくるらしいユアテックスタジアムです。
どうでしょうか?結構近いのではないかと思います。
結論も述べたところで、ここからはいつも通りつらつらと…。
曇り空シリーズの続きをしたいところなのですが、レタッチ続きで疲れてしまったので、もう少し寄り道します。
元々完成をイメージしていたわけではないのに、後からあれこれ設定をいじくるのはあまりよくありませんね。
今は、写真を並べ、言語化もして、それぞれの設定の効果と自分の好みについてあれやこれやと考える…そうしてブログへと昇華して、勉強になっているので、無駄になっているとは思いません。
ですが、普段からこれだと、写真を撮るより後からレタッチする方が比重高くなりそうで、撮影を楽しむことができなくなっていきそうな予感がしています。
撮影した直後のモニターで、ある程度イメージに近いものができていると確認して、それをもう一歩理想に近づける行為がレタッチであるという感じが好ましいです。
そうでなくては、レタッチが億劫で写真を撮りたくない、という本末転倒な状態になりかねません。
ここで、私が使っているKPやK-50などでは、カスタムイメージの中に「里び」が入っていないのが問題になります。
「Digital Camera Utility 5」で後から里びを当てることができるとはいえ、パソコンでやってみないと仕上がりが分からないというのは、レタッチの比重が大きくなっている状態です。
じゃあ「里び」はあきらめなさいという話になりますが、とても魅力的なカスタムイメージの「里び」を使わないのはもったいない。
実際、色味があまりいらないような場面では、とても素敵な表現をしてくれます。
花が色付き始めた春先から出番が少なくなってはいますが、冬場の撮影では大変お世話になりました。
それだけではなく、KPを買ったばかりで後悔したくなかったのもあります。
KP購入時はまだそこまで調べていたわけではなく、「里び」の魅力を知ったのも買った後でした。
すでに記憶はおぼろげですが、「里び」自体は認識していたものの、カスタムイメージなんてそんな使わんじゃろう、とその時は思っていました。
おそろしい。
それまでは、ほぼ「鮮やか」か「ナチュラル」で撮ってましたし、違いもそんなに意識していなかったですし、それがデメリットに感じていなかったんですね。
しかし、買ってみて、いろいろ勉強していくと状況は一変。
様々な動画やブログなどで作例を見ると、どうしても使いたいという衝動に駆られました。
とは言え、ボディを買い替えるなんてできないですし、でも「里び」は使いたいし…。
最初は、後から「里び」を当てて、「よしよし、これで自分も里びを手に入れたのと同じだ」と自分を慰めておりましたが、そんなものは気休めにしかならず。
ということで、何とかならないかと調べてみましたが、自分が欲しい情報は見つかりませんでした。
そもそも、ユーザー数から言ってPENTAXは多くないですし、そこからさらに情報発信している人となると、それはもう…。
そんな中、ふと気が付いたのは「Digital Camera Utility 5」を使っている時のこと。
・彩度をいじると、それに合わせて色を示す六角形が大小する
・「鮮やか」と「風景」の六角形の形が似ている
・「人物」と「雅」も似ている
・「ナチュラル」と「フラット」は、ほぼコントラストが違うだけ
色々見ているうちに、それらの情報が合わさり、
「里び」が再現できるのでは?
と思ったわけです。
そこから探求の旅は始まった・・・
と言いたいところですが、やり始めたら意外とあっさり。
六角形の形が似ている!これはいけるかも!とテンションが上がる。
里びと同じようにコントラストのみ+2にして…。
ちょっと違うけど、ほぼ一緒や!!!
ということで、「ほのかカスタム~里び風~」が出来上がったわけです。
「ほのか」の方が少しグリーンが強い気がします。
「里び」の方が全体的に茶色っぽくて、まさに里びを感じます。
うむ、分からん。
4月1日ですが、嘘ではないですよ。
KP以外でも使えるので、厳密にいうと違ってますけどね。
ぜひお試しあれ。