夜にひとつ仕上げて投稿の予約。
予約後の余力で記事を半分くらい仕上げて…。
というのを何とか続けることができています。
タイピングをそれなりにしているからか、右手の甲に若干の疲労感。
連日続けることができている投稿のためか、29日の夜段階でそれなりに疲れを感じています。
これも慣れてくればそこまで辛くもないのでしょうが、習慣になるまでは少しの辛抱です。
辛抱と言ってはいますが、楽しくてついつい遅くまでやってしまっているので、少し睡眠が足りていないだけなんですけどね。
疲れてはいるものの、書きたい欲が湧き出てきているために止めることができぬ。
欲望の赴くままに、今回も黒バック設定と質感について、写真を交えつつまとめていきます。
また前置きが長くなったので、まずは写真を…。
そこらへんに生えてた雑草と、育てられてたネギ。
この雑草、ギシギシという名前らしい。
かわいい。
そこらへんに生えてた雑草その2、その3。
その3は、排水管から出る水を背景に入れてみた。
雑草たちがなんだかいい感じになってます…!
その1はノゲシ?
その3はノボロギクというみたい。
【銀残しとリバーサルフィルム】
PENTAXのカスタムイメージは、色味やコントラストなど、あらかじめ設定されたいくつかの画作りを選択する機能です。
フィルム時代は、使用するフィルムによって、出やすい色などの感じというのが違っていたらしく、それをイメージしてデジタルで簡単に再現できるようにしたもの、ということでした。
Cannon「ピクチャースタイル」
FUJIFILM「フィルムシミュレーション」
SONY「クリエイティブスタイル」
LUMIX「フォトスタイル」
OLYMPUS「ピクチャーモード」
など、呼び方は様々ですがやっていることは基本同じです。
もっと自分を表現しよう。PENTAXの「カスタムイメージ」 | RICOH IMAGING
その中で、PENTAXで特徴と言われているのが「銀残し」と「リバーサルフィルム」のようです。
里びもなかなかですが、旧機種にはありません。
「銀残し」は初期設定でキーがー4、コントラストが+4とかなり大きく振られたパラメーターかつ、マゼンタとグリーンが極端に低く、全体的に彩度を抑えられているため、写真の印象ががらりと変わります。
特に金属を表現するのにいいようですが、水滴とかもいい感じになります。
過去に撮った銀残し
黒バック設定を知らなかった頃でも、「なんかいい感じ!」と無邪気に喜んでいました。
つい最近まではよく分からず、「なんとなく印象の違った写真が撮れる」くらいの認識でした。
最初は何だか面白いと思っていただけですが、黒バック設定を知った際に「銀残し」同じじゃないか!と驚いたものです。
リバーサルフィルムは、『黒の締まりと濃厚な色彩を表現するためにチューニングされているカスタムイメージ』で、『独特なトーンカーブによって陰影表現をしており、彩度をいたずらに高めるのではなく、コントラストによって深みのある色再現を行っている』とのこと。
独特のトーンカーブとやらに自信とこだわりがあるのか、シャープネス以外は変更できないという珍しい仕様。
そういうの、嫌いじゃないぜ!
フィルムライクなくっきりした写真になり、RAWデータをいじる前は、こういったこってり系を多用していました。
公式では黒つぶれを起こしやすいように書かれていますが、白とびもしやすいように感じていて、なぜうまくいくか、いかないか、よく分からずに撮ってました。
過去に撮ったリバーサルフィルム
撮ったときは「枯れ感」が出ていい!と思ってました。
黒バックになりそうな写真をリバーサルフィルムにしてみたら、かなりそれに近いものになり「陰影表現・コントラストで深みのある色を」という文言の意味をつい最近理解しました。
【写真色々】
全部、雅が撮影時の設定で、銀残しはパラメーターいじってません。
桜と水滴
こうして比べると、リバーサルフィルムが色と水滴の質感といい感じに両立していますね。
ネギがふんわり系の色味をして、何だかおかしい。
これだと水滴感は銀残しが強めでよい。
順々にコントラストが上がっているのが分かる。
奥から手前に向かってくるような水滴感を出したかったのでグッド。
色も出すなら、やはりリバーサルフィルムでしょうか。
左上から右下に水滴が流れて行ってくれてたら言うことなしでした。
途中で真下に方向転換。
【失敗例】
雨の中だと全体的に暗くなるので、コントラストを思いっきり高めると黒くなってしまいます。
銀残しで露出を少しだけ上げるといい感じに。
冒頭に載せたリバーサルフィルムだと、そのままでもよきかな。
リバーサルフィルム、色が強く出過ぎ
銀残し、色がくすみすぎ
パソコンで見たらそう感じましたが、スマホからだとそこまで悪くないかも。
少し色味が出ました。
細かく調節すればもう少し納得のいく仕上がりになりそうです。
それにしても、ぱっと見だと、このふたつは違いが分からない…。
アップで比べると違うんですけどね。
【おわりに】
色味と質感は、写真を撮る上でとても重要な要素ですね。
最近はマクロで切り取り写真ばかりなので、広角で撮ったらまた色々と試行錯誤が必要になりそうです。
桜も咲き始め、この週末は写真を撮りに行こうかなと思っています。
広角だとどのようになるのか、楽しみです。