斧寺写真館-PENTAXユーザーの覚書-

宮城県住まいの30代男性。一眼レフでの試行錯誤を残すために始めました。

レンズについて【欲しい物編】+購入したもの

本日は、暖かくなってきたこの時期に珍しく一気に冷え込み、雪混じりの雨がぼたぼたと降ってきました。

他の地域はどうか分かりませんが、宮城県では毎年この時期にこのような感じの降り方をします。

そして、その最後の雪を境に、春らしさが一気に加速するような感覚があります。

 

さて、先日に仕事の大きな山を越え、忙しさが一段落した今日この頃。

昨晩から寝ては起きてを繰り返して、やる気が満ち満ちてきました。

勢いそのままに、レンズについてのお話後編を一気に書き上げたいと思います。

 

前回から今回にかけても、実はレンズをもう一本購入していまして、色々と状況が変わっているのですが、前回同様、2月段階での考えをまとめていきます。

そして、購入したレンズの紹介をします。

 

HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR

一本目は、正直大本命だったリミテッドシリーズ初のズーム・防滴仕様のこの一本。

オーナーズブックにも、KPの標準レンズと言っても過言ではないと書かれていました。

PENTAXと言ったらみたいな感じのあるリミテッド、興味が出ないわけがなく、豊富なレンズの種類に作例を眺める時間も自然と増え・・・。

しかし、基本的に単焦点で、値段もそこそこ。

好きな焦点距離も定まり切っていないということもあり、躊躇していました。

そこで、この20-40mmに興味が出たわけです。

F値も2.8と星空撮影に申し分なし。

基本的にはこれを買おうかとほぼ決まりかけていました。

しかし、一番広くて20mmというところと、望遠側40mmに中途半端さのようなものを感じ、自分にフィットするのかという不安はありました。

 

HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited

同じくリミテッドシリーズから「寄れる標準単焦点」35mmマクロです。

一本はマクロレンズを持っていてもいいかなというところと、リミテッドシリーズは一本持っていたいなというのと、そういう感じで最初に候補に挙がったレンズです。

しかし、35mmF2.4を持っていたので、焦点距離のかぶりが気になってこちらも躊躇。

そもそも、カメラ再開時はマクロレンズへの興味はかなり薄かったのもあり、仙台駅のヨドバシカメラで何度触ったことか分かりませんが、結局保留。

 

HD PENTAX-DA11-18mmF2.8ED DC AW

星空撮影を主に、超広角レンズへの憧れがある一本。

金額を度外視すれば、購入したい気持ち的にはぶっちぎりの一位。

しかし、スターレンズということもあり、お値段は20万近く。

星空撮影もどこまで興味が続くか分かりませんし、お高いレンズを扱うには技量もまだまだ足りないかなとか、色々考えて保留。

このレンズがないと撮れないものがあるんだと、自信をもって言えるようになったら、いつかは手に入れたい一本。

 

HD PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED 

そこで候補に挙がったのがフィッシュアイ。

魚眼レンズ独特の画角と遠近感への不安はあるものの、色々な作例を見ると星景写真にもよさそう。

自然多めの風景でのスナップにもよさそう。

しかし、F3.5の明るさと、魚眼レンズへの抵抗感があり、また保留。

色々レンズを試した上で、自分の写真にマンネリを感じるくらい練度が上がったら、変化を欲して買いたいと思っている一本。

 

HD PENTAX-DA16-50mmF2.8ED PLM AW

一眼ユーザーなら「いつかは」と思う大三元レンズ。

フルサイズでの大三元標準ズームは24-70mmなので、APS-Cでの16-50mmはそれ相当になる位置付けとなります。

③の広角もですが、スターレンズのF2.8通しのズームレンズには憧れがあります。

最近出たということもあり、性能の高さにはいい評判を聞きます。

広角同様、値段がお高いので保留。

KPの次に何を買うかはまだ分かりませんが、K3-mark3を買うとなったら同時に揃えたい一本。

 

smc PENTAX-DA50-135mmF2.8ED[IF] SDM

大三元ターレンズ最後の一本。

フルサイズ大三元の望遠が70-200mmなので、それに相当する位置付けです。

望遠側でF2.8というのがイメージがわかず、300mmまでの望遠ズームは買ったばかりだし必要感があまりないのもあってか、今のところ優先順位は低めとなっています。

後述する、購入した100mmマクロがF2.8なので、ここから「少し引きたい・更に寄りたい」と思うことが増えたら購入を検討していきたいです。

 

HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AW

レンズを調べていたら、最近出たからかよく目にした100mmマクロ。

今までも「寄り切れないな」と思うことはありながら、正直マクロレンズにはあまり魅力を感じていませんでした。

しかし、2月から仕事が忙しくなり、近場でちょっと写真を撮るくらいしかできなくなってきたときに興味が出始めました。

同じ場所でも、違った写真が撮れるのではないか?

3月に入り、春の芽吹きを感じ始めたときにその気持ちは一気に高まりました。

 

smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR

最新のレンズが出たのなら、ひとつ前のモデルはどうなのだろう?

そう思って軽い気持ちで調べてみたら、コーティングが違って防塵仕様ではないものがヒット。

PENTAXは、リミテッドシリーズで顕著なのですが、見た目はほぼ変わらず、smcから逆光などに強く光学的に改良されたHD版が出るという流れがあるようです。

この100mmマクロも同様で、重さや寸法などはほとんど変わらずのsmc版がありました。

しかも、状態の良いものが市内のカメラのキタムラさんで売っているではありませんか!

早速店舗へ行き、実物に触れ、KPに装着し試写。

HD版は希望価格91,000円のところ、smc版は中古で20,000円ちょい。

迷わず購入。

フードを収めるとなかなかコンパクト。
インナーフォーカスではないが、最長でもフード端なので気にならず。
花や腕時計に寄って遊ぶ。家の中や庭でも撮影が楽しめるようになった。

買ったその日から写真を撮るのが楽しくて仕方ないです。

Instagramにちょこちょこ上げているのですが、次の記事では素晴らしきマクロの世界と題してまとめたいと思っています。

 

smc PENTAX-DA16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM

最後は⑤の旧モデル。

マクロレンズを買った際に、こっちの旧モデルはどうなのだろう?

と気になり、⑤を調べる際に動画などでは目にしていたのですが、改めて調べてみました。

まず、⑤については、コーティングが違うだけのモデルチェンジではなく完全なリニューアルで、見た目もフォーカス方式も色々違います。

ですが、こちらの旧モデルも流石はスターレンズ。

広角側の解放だと色々甘さが出るようですが、初心者に毛の生えた程度の自分がステップアップするための上級レンズとしては最適なように思いました。

①と違い、広角域も広くなり、所持レンズの最広角が18mmだったので、そこもうれしいところ。

F2.8なので星景写真も捗りそうです。

しかも、マップカメラさんで中古美品4万!

実は、カメラのキタムラさんで35,000円位のも出ていたのですが、悩んでいるうちに購入されてしまいまして…。

またチャンスを逃すわけにはいかない!!!と思い切って購入。

第一印象は「レンズでっか!」「ずっしりしてる!」
素晴らしきスターレンズの刻印。

まだ写真を撮りには行けていませんが、条件が良さそうなので、今晩早速星を撮りに行こうと思っています。

違いが色々と分かってきたら、そちらもまとめていきます。

 

ということで、書きたかったものをようやくまとめたわけですが、並べてみると物欲がすごいですね。

実は、この他にもレンズ以外ではGPSユニットが欲しいなと思っています。

こちらは2万円とリーズナブル(感覚がおかしくなってる…)なので、何度か星景写真を撮ったら購入する予定です。

撮った写真も溜まってきているし、レタッチの好みとか、フルサイズ機に惑わされるくらいなら645Zで中判システム組んでしまう未来もありかなとか、レフ機への想いみたいなものとか、色々と書きたいことはあります。

なるべく間は空けないように、今のテンションのまま、どんどんと記事を書いていきたいと思います。