斧寺写真館-PENTAXユーザーの覚書-

宮城県住まいの30代男性。一眼レフでの試行錯誤を残すために始めました。

K-3Ⅲ体験会の覚書②ボディの使用感について

前回は比較多めでしたが、今回はがっつり使用感について書いていきますぞ。

K-3Ⅲ、★11-18mm F2.8、11mm、f/8、SS-1/400、ISO-100

仙台駅バスターミナルより。

ギチギチしたところで広く撮る、広角レンズの魅力が出ている気がします。

 

一眼レフ体験会でK-3Ⅲを堪能し、テンションが上がっている所でしたが、なかなか更新ができていませんでした。

職場でお休み続出したり、おなかの調子が悪かったりと、先週はなかなかハードでした。

少し落ち着いてきたので、写真を見返しつつ時系列で思い出し、最後にまとめる感じでていきます。

 

 

とりあえず撮りつつKPと比較

K-3Ⅲ、★11-18mm F2.8、12mm、f/8、SS-1/125、ISO-200

貸し出されて、外に出てとりあえず撮った記念すべき一枚。

撮影前にSDカードをフォーマットしたのですが、それが一瞬で終わって驚愕しました。

KPに比べて、機体の処理能力がどれだけ上がっているんだと撮影前からワクワクしていました。

 

K-3Ⅲ、★11-18mm F2.8、11mm、f/8、SS-1/400、ISO-100

ばいきんまんと一枚。

ライブビュー、電子シャッターという無音仕様で撮りました。

KPでシャッター音が気になるとき、同様に無音仕様でやったら歪みがすごくて…。

調べてみると、KPは電子シャッター時の手振れ補正は切れているらしいことも関係していそう。

広角側でシャッタースピード1/400なので、これならKPでも歪みないでしょうけど試してみました。

 

ライブビューでのAF選択は、モニターがタッチパネルになっていて、タッチするだけでいいのでとても快適。

ミラーレスカメラでは基本搭載の機能なんでしょうけど、一眼レフでこれができるのは感動ものですね。

 

K-3Ⅲ、12-24mm F4、12mm、f/7.1、SS-1/400、ISO-100

キラキラした鹿のオブジェ。

AFエリアがとても細かくなっているのもいいですが、それ以上にジョイスティックでAFポイントを動かせるのが非常にGood!

ここら辺ではKPとの比較をしていたので、ファインダーの広さと見やすさも強く感じました。

 

リミズームで光を探しつつ散歩

K-3Ⅲ、20-40mm Limited、24mm、f/8、SS-1/400、ISO-100

ただの葉ですが、葉の影と光の当たっている部分とのコントラストが面白くて一枚。

★11-18mm F2.8もいいですが、散歩しつつスナップとなるとリミズームが快適です。

シャッター音も素晴らしく、どんどん撮影したい気持ちにさせてくれます。

 

K-3Ⅲ、20-40mm Limited、24mm、f/8、SS-1/100、ISO-100

ここからは色付きで。

石に沿って光が差し、雑草に当たっている感じが良くて一枚。

縦位置でもシャッターは押しやすい。

K-1Ⅱ同様、モニターの表示が縦になるのもよい。

 

K-3Ⅲ、20-40mm Limited、24mm、f/8、SS-1/400、ISO-100

気になったところをぱしゃぱしゃと。

重ねてになりますが、色の出方など、KPと大きな違いがあるという感じはしませんでした。

 

K-3Ⅲ、20-40mm Limited、26mm、f/8、SS-1/400、ISO-100

露出固定で、光の当たっている所を探して撮る。

シンプルながら楽しい時間です。

シャッターの押し心地、反応、シャッター音、全てが写真を撮る意欲を引き立ててくれます。

 

K-3Ⅲ、20-40mm Limited、26mm、f/8、SS-1/400、ISO-100

風見鶏。

 

K-3Ⅲ、20-40mm Limited、20mm、f/8、SS-1/400、ISO-100

KPのバリアングルに慣れると、ローアングル写真は撮りにくいなと感じたのが正直なところです。

せっかくタッチパネルでAF選択などが快適になったのに・・・という気持ちはぬぐえません。

 

K-3Ⅲ、20-40mm Limited、24mm、f/8、SS-1/400、ISO-100

祝日とはいえ、金曜日なためか普段と違った雰囲気を感じます。

 

広角・望遠でぱしゃり

K-3Ⅲ、★11-18mm F2.8、11mm、f/8、SS-1/400、ISO-100

マツバギクシジミチョウ。

右下に私の影が入り込んでいますね・・・。

ジョイスティックのぐりぐりはフォーカスポイント選びにとってもよい。

基本、シングルポイントAFで中央に合わせているので、すぐ動かせて、ジョイスティックを押し込めば中央にもすぐ戻せるのはとても快適でした。

 

K-3Ⅲ、★11-18mm F2.8、11mm、f/2.8、SS-1/3200、ISO-100

広角ながらボケみのある写真・・・これは12-24mm F4ではなかなか難しいやつです。

 

K-3Ⅲ、★11-18mm F2.8、11mm、f/7.1、SS-1/400、ISO-100

親指AFを間違っているとかが原因だと思うのですが、無意識にAEロックをしてしまっているのかな?

なぜかF値シャッタースピードが変化することが多々ありました。

 

K-3Ⅲ、55-300mm PLM、300mm、f/8、SS-1/400、ISO-100

貸出レンズにもなっていた55-300mm PLM、進化したAFをお楽しみくださいということなのだろうか?

近くのスズメさんなので、バシッと合ってくれはしました。

シングルポイントAFを中央固定で撮りましたが、ハードな環境にならないとKPとの違いは感じません。

AFエリアポイントが小さくなっている+ファインダーが広いということで、思っている以上にピンポイントでAFを効かせられているのかな?と見返して感じました。

 

がっつりトリミングでも結構しっかりと。

素数はちょっと上がっているので、低ISOで撮れればより選択肢は広がるのかな?

100万画素くらいの向上なので、全体的な変化は感じませんでしたが・・・。

データ量もKPと同じ感覚で使えるのは嬉しいところ。

 

K-3Ⅲ、55-300mm PLM、300mm、f/8、SS-1/400、ISO-100

ドクターヘリをぱしゃり。

かっこいい・・・。

 

総評

今回は撮ることに集中していたので、K-3Ⅲを撮るとかしませんでしたね。

帰ってから気付きました。

 

ざっくりとまとめ

 

【持った感じ】

ちょっと重いけど、持ちやすいグリップのおかげか気にならず。

むしろ、★11-18mm F2.8のような重いレンズだと、前重心になるからかKPと組み合わせた時の方が重く感じました。

ぎゅっと詰め込んだような塊感は何とも言えない感動を覚えました。

【ファインダー】

非常に見やすい。

思い返すと、KPは周辺が暗くなる感じがあるので、撮った後に「周りにこれも写ってたか」ということが多々ありました。

なので、目を動かして周囲を隅々まで見ないといけない感じがありました。

K-3Ⅲはそういうのもなかったなとブログにまとめてて思いました。

この快適さは結構大きいかも。

【AF周り】

AFエリアの細かさとジョイスティック、ファインダーの見やすさの相乗効果は想像以上に撮影を快適にしてくれました。

【ライブビュー】

モニターがタッチパネルになっているので、ライブビュー撮影時のAFポイント選択はとても楽。

【その他】

ファインダーの見やすさなども相まって、シャッターフィーリング非常によし。

レリーズの押し心地はこの時は感じませんでしたが、ここもこだわっているとのこと。

画像を出したり、消したりする反応はとても良い。

今回の撮影で実感したわけではありませんが、電子シャッター時の手振れ補正はありがたい。

 

正直、気になったのは背面液晶が固定なことくらいでしょうか。

KPのバリアングルに慣れると、ローアングル写真は撮りにくいなと感じました。

 

ということで、記憶を頼りに書いているのでまとまり切らない所がありましたがK-3Ⅲの体験でした。

 

冬のボーナスで購入濃厚です。

色々先行きの怪しいPENTAXへの応援の気持ちを込めつつ、この先10年使い続ける気持ちでオンラインストアにて5年保証を付けての新品購入かなと思っています。