100回連続投稿を終えてから燃え尽き気味でしたが、野鳥撮影あたりから意欲が再び沸き上がってきました。
それまでもちょこちょこ撮ってたのは、蔵出しシリーズとして良きタイミングで…。
野鳥撮影も初日から数日続けて撮ってましたが、同じような感じにもなるのでまた今度…。
ということで、何回かに分けて「12-24mmF4」と「20-40mm Limited」の本格運用をまとめていきます。
区切りが良かったので、今回はリミズームに絞ってお届けします。
axetemple-photostudio.hatenablog.com
新レンズ購入の記事では軽く撮りましたが、天気も悪く雨のため本当に試し撮りって感じで終わってしまいました。
今回はもう少ししっかり撮ったものをご紹介。
暑さのため、数十分が活動限界。
少し撮っては車で休みを繰り返していました。
今回は誤ってRAWでしか撮らなかったので、ついでに色とか細かい数値をいじくりつつ…。
ということで、感度分のは今回は当てはまらないかなと思い、載せてません。
まずはリミズームで一枚。
大亀山森林公園というところの駐車場から進んでいきます。
お好きな階段のやつ。
奥は光が当たらず暗いので、無理に明るくしない。
24mmは換算で36mm、写真の基本と言われる標準の焦点距離35mmに近くなります。
上から見るとこんな感じ。
割とがっつり山のなかっぽい雰囲気。
田舎道は見ての通り、車が通ることだけを考えられた感じの作りです。
いいなと思っても、なかなか停まれないことも珍しくないのです…。
空と雲が素敵だったので、手前に手すりとヒメムカシヨモギ(?)をそえまして。
35mmは両目で見た時の、50mmは片眼で見た時の物の見え方に近いそうで、それぞれ写真の基本を学ぶためにはいいとされている・・・らしい。
単焦点レンズも、まずはどっちかみたいな感じの紹介動画が多いですよね。
35mm派、50mm派があるんだとか。
先程の階段を上り森林へ……。
はい、わたくしの好きな木陰の中で光が当たってるやつです。
周りに何もなかったので、40mmにしてシンプルに寄りました。
杉の木にまとわりつくツタ。
手前から奥に視線誘導したかったので、絞り開放気味で露出合わせたまま、真ん中ちょい下あたりにピントを持ってきました。
リミズームの印字された焦点距離は「40-35-30-25-20」となっています。
25の5に合わせると24mmになるので、大体35mm気分で使えます。
視線誘導のイメージはさっきと同じ感じ。
ちょっと広く撮りたいなと思ったときに数mm引ける…これがリミズームの持ち味なのだと思います。
KPのオーナーズブックにも、30mm固定で寄り引き出来る単焦点みたく使うのがおすすめと書いてありました。
聞いたときは「何じゃそりゃ」でしたが、使ってみると「なるほど」と納得できるものがあります。
ローアングルでミズギボウシ(?)
円形絞りなだけあって綺麗な玉ボケ。
周囲の玉が目立ってレモン型になっているという感じもしません。
更に下から。
アングルから出るダイナミックさと、玉ボケが増えて花周辺にかかっているからか、さっきよりも印象的な感じの写真になっている気がします。
ちょっとした角度の近いでこんなに印象が変わるのかと、改めて面白さを感じます。
この日はローアングル多用のため、ライブビュー撮影とチルトモニターが大活躍。
電池の消耗が速いこと…。
何が祀られているのか・・・。
ちょっとした展望台があったので、広角レンズの出番かな?とワクワクしつつ階段を上っていきます。
ということで、文量もレンズの区切りもいいのでここまでとします。
標準域に絞って撮影ってあまりしてこなかったので、すごい新鮮で楽しかったです。
そして、たった20mmのズーム域なんですけど、思ったより寄れたり引いたりできる印象でした。
広角や望遠が最初からない分、標準域の目線のみで物を見るからでしょうか?
標準域内では自由自在な感じとでもいうのでしょうか…。
これなら、大体のことができそうだなっていう不思議な感覚になりました。
第一印象は、非常に感性を刺激される、そんなレンズです。