5月20日
PENTAX一眼レフ体験会へ行きました。
K-1ⅡとK-3Ⅲで迷いましたが、フルサイズ機を実際の撮影で使ったことがないので、そちらを体験してみようとK-1Ⅱで申し込みました。
撮影した直後は、正直分からん…というのが本音でした。
天気は曇り、どちらかというと、そういう天気の方が違いが出るのかな?なんて思っていましたが、センサーサイズには思ったほどの違いがないのか、それを感じる感性が不足しているのか、どちらにせよ、結構な落胆具合でした。
色々考えた上で、K-1Ⅱの良かった点もたくさん見つけたし、やっぱり迷うところはあるので、次なるボディをどうするかという点に関しては結論先延ばしという感じで落ち着きました。
それについては、また別でまとめます。
まずは受け取り…。
PENTAXの対応してくださった方々はとても親切で、丁寧な対応をしてくださいました。
そして、K-1Ⅱがでかい・・・。
というか、15-30mmがめっちゃでかい・・・。
ボディの重厚感もなかな素敵でした。
レンズのどっしり感もかなりのもので、KPに付けて片手持ちなんかしたらマウント部分から折れるのではないかと感じるほどでした。
なので、KPに付けたときはしっかり両手持ち。
K-1Ⅱの後にKPを持つと軽いこと軽いこと・・・。
逆にすると・・・。
KPは完全にレンズに飲まれてます。
K-1Ⅱはボディ自体は許容範囲の重さなので、軽いレンズを付けるととてもいい感じでした。
仮にK-1Ⅱだとしても、重いレンズはあまり持ちたくないな~と感じました。
ざっと写真の比較。
他もそうですが、同条件で画角が同じように撮影すると、K-1Ⅱの方がより寄っている分、周囲がボケています。
これが、フルサイズはボケがいいと言われる理由ですね。
これは焦点距離とセンサーサイズの画角の違いによるものなので、当然なのですけどね。
普段から結構絞って撮影することが多いのも、あまり違いを感じなかった理由でしょうか?
解放部分での描写の違いなども含めて検討していたら、また違った感じ方になったのかもしれません。
勝手に落胆していましたが、自分の精進が足りないだけでした。
100mmマクロでは、基本的に寄って構図を合わせたので、K-1Ⅱがボケるのは変わらずです。
細かな描写は正直分かりません。
ちなみに、smc版とHD版での100mmマクロの違いもよく分かりませんでした。
見た目はほぼ同じなのですが、コーティング以外でもレンズ設計が違うというこのふたつ・・・。
返却時に正直に言ったら、「逆光だと結構違うんですけどね~」とのこと。
残念ながら当日の天気は曇り。
今思うと、この天気も、撮影のテンションが上がらなかった原因の一つでした。
露出がつかめず、なんだかな~という感覚であまり捗りませんでした。
これはライブビューで撮影。
ライブビューでのピント合わせはK-1Ⅱが圧勝。
というか、KPのライブビューはチカチカしてピント合わせができたものではありません。
フレキシブルチルトモニターもなかなかに好感触。
ファインダーで撮影するときも、縦位置になるとモニターも縦画面になるのは地味に嬉しい。
ここからは15-30mmで、K-1Ⅱでは24mmくらいになるようにして画角を合わせました。
今比較してて感じましたが、暗いところの色味が結構違いますね。
KPは全体的に黒っぽいですが、K-1Ⅱは色の諧調が残っているような感じ。
K-1Ⅱの最広角だとこんな感じ。
やっぱり暗いところの明るさが違うような・・・。
やはり暗いところだと違うぞ・・・!?
K-1Ⅱの方がワントーン明るい感じがします。
ここはそこまで変わらないかな・・・?
ということで、2100文字も超えたので一旦区切ります。
正直、撮影直後からブログを書いている途中までは違いが分からず、結構落ち込んでいた部分もありました。ですが、ブログを書くにあたってよく見比べると、日陰や暗い部分での違いは結構ありました。
もちろん「設定が全く同じなら」ということなので、KP側で露出を何かしらで1/3上げればほぼ同じにはなるのでしょうが、その違いは大きいようにも感じます。
この違いがどのように写真活動に関わってくるのかというと、まだまだ分からない所はありますが、その「違い」をうっすら感じることができたのは大きいように思います。