投稿日(23日)の前日は、とっても久々に飲み会です。
予約投稿なので関係ないですが・・・。
個別では時々ありましたが、ちょっと多い人数で飲むのは数年ぶり。
元々、飲み会は時々ならいいかなという感じで、頻繁な開催はあまり好きではなかったです。
それでも、ずっとないのは物足りないなと感じてしまいます。
コロナ禍の中で、飲み会をせずに異動なんてことばかりでしたが、5月以降はちょっとずつ流れが変わってきそうだなと思っています。
さて、今回は御堅いタイトルでの記事となります。
おまけで写真を載せるのも違うかなと思い、なしでいきます。
今回の記事を書くきっかけになったのは、写真家の橘田龍馬さんが関わる、子どもの写真教室についてのクラウドファンディングを支援したことでした。
CAMPFIREで「私達の挑戦!究極のコミニュケーションを学ぶ、個性発見!ワクワク子ども写真教室」の支援者になりました! https://t.co/4Sbm81PJBs #クラウドファンディングCAMPFIRE @campfirejpから
— 斧寺耕作 (@axetemple) 2023年4月16日
最初に記事を作成した4月16日の段階で目標到達率90%となっていました。
私自身はその理念に賛同して支援しましたし、微力ながら助けになればと思ってはいます。
ですが、当ブログの中で、達成前の受付中のものを記事の中で紹介するのはなんだか違うなという気がしました。
受付終了か目標達成をしたらまとめようと思っているうちに、目標を達成した上で受け付けも終了しました。
これで、細かいことを気にすることなく記事を公開することができます。
スマートフォンの普及と、そのカメラ機能の高性能化により、一時見せていたカメラ業界の盛り上がりはどこへやら、衰退の一途をたどっているように感じます。
それは実際の数値にも表れていまして、
今後どうなる? コロナ禍で激震が走るカメラ業界の未来 - 価格.comマガジン
より
出荷台数はピーク時の7%、出荷金額は22%程だそうです。
こんな時代だからそこ、「なぜカメラで写真を撮るのか?」ということを真剣に考え、業過の存続について思いをはせるべきなのではないかと思っています。
フルサイズがどうだ、大三元がどうだ、メーカーがどうのこうの…
そんなことでマウントを取り合うようなことを、身内でやっている場合ではありません。
業界の衰退が進んでしまえば、そんなマウントをとる相手もいなくなってしまいます。
橘田龍馬さんのクラウドファンディングの趣旨はそういったものではないのですが、それを見たときに、そんな業界全体のことを考えてしまいました。
こういった活動が増え、カメラで写真を撮るのは楽しい!
と思う人が増えていくことは、ユーザーの分母増加につながると思います。
子どもと参加した親にも影響が出るでしょう。
カメラで写真を撮ることの素晴らしさが広まっていけばいいですが、「よく分からないけど、いいんじゃないの」という、ユーザーではないけど、それを理解してくれる人の数も大切だと思うのです。
動画が見当たらなかったのですが、武井壮さんのショート動画の中で「女性がスポーツをすること」「プロになれないのにスポーツを続けるべきか」みたいな話がありました。
おぼろげな記憶なのですが、「その人自身がどうのこうのより、スポーツの楽しさに触れた人が親になった時、自分の子供が真剣にスポーツに取り組みたいといった際に理解してもらいやすい。」みたいな話をしていて、とても共感したのははっきりと覚えています。
「頑張りたい人、すごい資質を持った人がその道を歩めるような環境はなかなか作れない。だから、プロだろうが、アマチュアだろうが、趣味だろうが、健康目的だろうが、スポーツをしている人に優劣をつけて業界を縮こまらせるようなことはいけない。」
そんな趣旨の話だったと記憶しています。
性能で競うことも大切です。
高性能なボディやレンズを買う人がいるからこそ、業界は成り立っています。
ですが、それにばかり目が行って、入門機で楽しんでいる人の気持ちに水を差すようなことだけは、あってはいけないと思うのです。
ただでさえ、始めるのにそこそこのお金がかかり、小難しい数値が出てくる業界なのですから、そんな人がいては「やってみたい」と思う人は増えません。
幸いにも、スマートフォンの普及、Instagramなどの写真や動画を扱うSNSは人気で、「写真を撮る」ということの土壌はむしろ整っているように感じます。
そのなかで、「カメラで写真を撮る」という人が増えてくるような雰囲気のある業界になればいいなと思っています。
最初の話の戻りますが、そういった考えから、親を巻き込み、子どもが写真を楽しむ活動は支援したいなと思ったわけです。
カメラ業界について、皆さんはどうお考えでしょうか?