斧寺写真館-PENTAXユーザーの覚書-

宮城県住まいの30代男性。一眼レフでの試行錯誤を残すために始めました。

曇り空の撮影について考える⑤~焦点距離の違いについて~

桜の撮影に行ってまいりましたが、宮城県内はまだまだ3~4分咲きといったところでした。

曇りや雨での撮影が続いたことと、マクロで切り取りばかりしていたので、広い画角での露出補正がうまくいかず、白飛び写真を量産してしまいました。

満開じゃなかったのが不幸中の幸い。

来週末に再挑戦予定ですが、ちょうど満開か、少し散り始めている頃でしょうか?

今回はロケハンだったと思うことにします。

 

宮城の桜と言えば一目千本桜

まだ満開には遠いですが、コロナ禍で中止になっていた桜祭りが久々に再開ということもあり、それなりに混んでました。

再挑戦時は更なる混雑が予想されます。覚悟して臨みます。

ローアングルも映えません。

部分的に咲いているところを切り取ったり、蜂さん撮ったりしてました。

マクロレンズ購入以来ローアングルが続いたためか、膝が痛くなってきました。

お恥ずかしい。

 

桜については、他に撮ったものと合わせて、後日まとめていきます。

 

【曇り空シリーズ再開】

似たようなレタッチになり、ごちゃごちゃしてきて飽きが来ていましたが、度重なる寄り道によりやる気復活です。

 

この日は、実質的な「smc PENTAX-DA16-50mmF2.8ED AL[IF] SDM」のお披露目ということもあり、広角での撮影もやりたいと思っていたことのひとつでした。

100mmマクロばかり使っていたので、広すぎて違和感がすごかったです。

このときはあまりにもしっくりこなかったもので、ちょっとだめかも?とレンズ購入への後悔がうっすらと顔を出した程です。

広く撮る良さは桜の撮影をしているときに感じたので、それも後日。

 

ここからは、基本的に100mmマクロとsmc16-50mmの比較です。

フルサイズ換算は必要な時だけ触れます。

 

【セイヨウサンシュユとやら】

100mm  16mm どちらもF値8

100mmマクロだとぎっちり画面に入れることができます。

16mmはすかすかした感じがしますね。

100mm  16mm どちらもF値2.8

どちらもF値下げ。

さっきの16mmは少し遠かったかな?と思い、フードに当たるギリギリ位まで寄ってみました。
それでもすかすかした感じがします。

黒バック設定にしてみた。

花火みたいな感じになって素敵。

 

スイセン

100mm  16mm

16mmは、もっと近づいて背景に何かあったらまた違うのでしょうが、これ以上は入れずなので断念。

 

39mm  50mm

もうちょっと近づける場所で、望遠側で撮影。

広角なら、背景に何か写せればいい感じになりそう。

冒頭の桜のやつも、満開だったら結構よかったと思う。

 

【広角はとりあえず寄れ!?】

って動画で見ました。

該当のが見つからなかったので、発見したら追記します。

28mm横構図。ただの記録写真な感じ。

焦点距離変わらず、縦構図で寄る。少し雰囲気が出た…?

 

ズームレンズで撮り始めたときは、あまりの広角さと被写体がちっちゃくなることに戸惑いを覚えました。

広角の違和感は、よく言われる

「両目で見たときの焦点距離が35mmくらい」

「片目で見たときの焦点距離が50mmくらい」

っていうのと関係がありそうな気がします。

これくらいだと、見たままの大きさで写るのだとか。

 

これも、知識としては知ってましたが、この時にすごく腑に落ちた感じがしました。

確かに、そのあたりだと違和感はありません。

元々望遠が好きだったのもあってか、被写体が大きくなるのはあまり違和感ありませんでした。

そう多くないながら、スポーツ観戦とか観光地とか、双眼鏡などで拡大してものを見る経験があるというのも関係してそう。

逆に、広角になる場面って基本ないですからね。

 

なので、最初広角でうわっ!と思ってからは、フルサイズ換算で35~50mmになるように、20~35mmくらいで撮ることが多かったです。

これも桜が咲いていたら…

レンギョウ

36mm

手前はすかすかした感じがあるものの、奥のレンギョウも写せて雰囲気は伝わるか?

100mm

似たようで結構違う。道と手すりの存在感も強い。

 

24mmで遠くからと近くから。

トンネルみたくなってるのが面白くて撮った。

36mm  50mm

望遠側に寄せつつ。

今回はトンネル感の面白さを撮ったので、色いらないのでは?と思い里びを当てる。

24mm 36mm 50mm

奥の緑がくっきりと濃くなったので、トンネル感は強まった?

この中では50mmが一番好き。

 

【花色々比較】

ビオラ(パンジーとの違いは花の大きさらしい)

16mm  100mm

広角で全部写そうとすると地面が見えてスカスカ感。

100mmマクロでぐぐっとローアングル。

F値8だけど、もっと大胆に上げてパンフォーカス気味にしてもよかったかな。

 

ここからは大して感想変わらないのでスピードアップ。

 

16mm  16mmで寄る  100mm

シクラメンクリスマスローズ

22mm   100mm
34mm   100mm

 

広角はあまりボケないのもあってか、スカスカ具合が目立ちますね。

100mmは、切り取れてインパクトはありますけど、情報が少ない分、似たような写真になりがち。

それぞれの良さを認識し始めて、一歩前進した気分。

 

黒バック・銀残しとリバーサルフィルム・広角と望遠、色々と学びの多い日でした。

曇りの日は花の色が良く出る点については、再挑戦した写真と比較して考えることにします。

 

ラストである今回は、曇り空の撮影について考えてなかったとか、細かいことは気にせず…。

とりあえず、長くなった曇りの日シリーズはこれにておしまい。