ここ最近、続け様に投稿していますが、ブログの投稿日数の横に(連続投稿5日)とか書かれていることに気付きました。
何となく途切れさせたくない気持ちにさせてくれますね。
写真のストックととか、書きたいことはたんまりあるので、気力が持つまで無理なくやってみようと思います。
インスタとかでたまに見る「背景が真っ黒で花が浮き上がったような写真」について、どうやって撮っているのだろう?と何となく調べてみました。
どうせスタジオとかでゴリゴリに環境設定して撮ってるんじゃろ?と穿った見方をしていましたが、結構シンプルでした。
「銀残し」とか「リバーサルフィルム」で時々できる、いい感じの写真の理由も何となく言語化できそうな気がしています。
曇りでの撮影、今日やった雨の中の撮影でも使えそうです。
撮るときに被写体と光と背景に気を配らなければいけないので、意識して撮らなければだめですが、たまたま条件に合致した写真もあるので、それで遊んでいました。
曇り空での撮影パート2です。
【たんぽぽ】
晴れていたら花も開いていたのでしょうか?
気温も低く、光もないのでこんな感じに…。
ほわほわした写真もいいですが、曇り空で光にメリハリがないとボヤっとした印象になりますね。
リバーサルフィルムで色味が強く出てコントラストも高まると、少ししゃきっとした印象になりました。
いつもは結構水平を意識するのですが、花を斜めに配置しようとしたらこんな感じに。
撮った後は階段が斜めになってて失敗したかと思いましたが、こうしてみると躍動感があって結構好きです。
いつだか見た初心者あるあるの動画で、「写真斜めにしがち」というのがありました。
そのときは、そんなことあるか?と思ってましたが、傾けたくなる気持ちが分かりました。
花咲いてたらいい感じなったでしょうけど、これはこれでよし。
さっきのは里びがしっくりこなかったのですが、こっちではなかなか。
トーンカーブでリバーサルフィルム同様フィルムライクな感じにしてみましたが、こちらも結構なお手前で。
しっくり来るかどうかの境界線が自分でも分かっていません…。
現段階の理解では、「鮮やか」は黄色が強く出過ぎて色飽和気味になることが多いので、「雅」の方が好みです。
「雅」は結構グリーンが強調されるのですが、こっちはあまり気にならないんですよね。
もっと葉が出てくる季節になったらまた印象が変わるのでしょうか?楽しみです。
銀残しは元々の設定である「キー-4、コントラスト+4」そのまま、雅も同様に上げ下げしてみました。
元々背景を黒にするつもりで撮った訳ではないので、少し中途半端ですが、さっきまでとは一転して、たんぽぽがとても印象的になりました。
後日上げますが、水滴のついた花とすごく相性がいいです。
質感がすごく出る感じがして、望遠でF値も小さく、背景をボケさせやすい100mmマクロとの相性はよさそうでハマりそうな予感。
ちなみにこれは「黒バック」と呼ばれる手法らしいです。
・F値下げたり、背景と距離取ったりしてぼかす
・背景は黒や緑系の色だとよい
・コントラスト上げて、キーを下げる
・場合によってはシャドーも下げる
・露出はアンダー目
今度色々試してみたいです。
【タチツボスミレ】
この花は全部「雅」。
左:階段の杭で前後をサンドイッチして奥行き感を出したかった。
右:寄ってみた。花が若干右向いてるので、ちょっとだけ中央から左にずらす。
手前の雑草を前ボケに。左はさらに寄ってグリーンなフィルターがかかった感じに。
坂のところでちょこんと咲いてたので撮ってみた。
文量の少なさからお察しですが、この花は全体的に納得いってません。
特にこれは、どう設定を変えてもしっくりこない。
なんとなくモノクロにしてみたら、ごっちゃごちゃ。
花がどこにあるかも分からない。
正に引き算ができていない一枚でしたね。
【ヒメオドリコソウ】
どちらも雅。
左:草で囲って額縁っぽくしたかった
右:さらに寄って、草と被せてぼやっと幻想的な感じにしてみたかった
「雅」のふんわりした感じも、「里び」の彩度低めでくっきりした感じも好き。
リバーサルフィルムは何となくやってみたけど、草の緑強すぎ。
この花、ヒメオドリコソウとかいう洒落た名前だったんですね。
初めて知りました。
小学生の時は、登下校中とか花を取って、根本にある蜜を吸ってました。
懐かしい。
タチツボスミレも今回調べて名前を知りました。
今まで目にしていたのでしょうが、写真を撮り始めるまで気にもしていなかった花たち。
名前もブログを投稿するにあたって調べて、そこで知ったものも多いです。
色々なところに出向き、出会い、撮り、知る。
なかなか有意義な趣味です。
ということで、長くなりそうだったので最後は急ぎ足になっちゃいましたけど、これにてパート2終了です。
この日は三か所巡ったんですけど、これでまだ1つ目ですぞ…。